ダイエットの成功率を高める食事方法

2020-11-19 11:11:00

どれだけ頑張って食事制限をしても、なかなか痩せなかったりリバウンドしたりして、悩んでいる方は多いのではないでしょうか。ダイエットに効果的な“正しい食事”を知ることが、ダイエットを成功率させる秘訣です。今回はダイエットを成功させる食事方法と、NGな食事法について詳しくご紹介します。

◇ダイエットの成功率を高める食事方法

・栄養バランスのとれた食事を意識する
ダイエットのときは、炭水化物や脂質、タンパク質などを避けてしまいがちですが、栄養が偏ると基礎代謝が低下して、痩せにくくなる可能性があります。
カロリーや糖質、脂質を取りすぎないようにすることはもちろん大事ですが、バランスのとれた食事を摂ることが結果的に質の良い食事に繋がります。

・食べすぎたら次の食事のカロリーを抑える
食べすぎた場合は、次の食事のカロリーを抑えることで、ある程度太らないように調整することは可能です。
ただし、カロリーを抑えすぎると基礎代謝が低下する恐れが有る為、減らしすぎは禁物です。

・GI値が低い食べ物に変更する
GI値とは、血糖値の上昇率を%で表した数値です。ブドウ糖を摂った後の血糖値の上昇率を100として、食品ごとにGI値が定められています。
例えば白ご飯はGI値が非常に高いため、玄米や発芽米など精製度が低い米に変更することで改善出来ます。また、パンも一般的な食パンやコッペパンではなく、低GIの全粒粉のパンに変更すればGI値をさげることが出来ます。


・食べる順番を工夫する
GI値が高い炭水化物を最初に食べると、血糖値が急激に上昇して太りやすくなります。その為、最初に野菜、続いて肉や魚、卵などのタンパク質、最後にご飯やパンなどの炭水化物を食べるのがオススメです。


・よく噛んで食べる
よく噛んで食べると、満腹中枢が刺激されて、満腹感を感じやすくなります。
逆に、よく噛まないで食べると、お腹が膨れているはずなのに満腹感を得られなくなり、結果的に食べすぎてしまいます。
よく噛むことは、胃腸の負担を減らして基礎代謝を高めることにもつながるため、普段から意識しておきましょう。



◇太ってしまう“絶対NG”な食事方法

・過度な食事制限
過度な食事制限は、簡単に体重を減らせる一方、基礎代謝を大きく低下させリバウンドしやすい体質になってしまう可能性が高いです。
また、少しのことでイライラしたり、身体が重くなるなど、非常にストレスが溜まるのでオススメしません。短期間で痩せようとすると、どうしても過度に食事制限してしまうため、長期的な目線でダイエットすることが大切です。

・食べすぎがちな「ながら食べ」
テレビやスマホを見ながら食事をとる「ながら食べ」は、食べすぎる原因の一つです。食べながら別のことに集中すると、満腹になっているときに出る信号に気づきにくくなり、つい食べすぎてしまいます。

食事量を決めておけば、ながら食べをしても食べすぎることを防げるでしょう。また、食事中はテレビやスマホを見ないことをルールにすることもおすすめです。



◇ダイエット中に食べてもOK・NGな食品

・ダイエットにおすすめしたい食品
ダイエット中に食べてもOKな食べ物は、野菜や果物、タンパク質が豊富に含まれる赤身肉、海藻類などです。これらの食品は、むしろ積極的に食べた方がいいでしょう。

野菜や果物には食物繊維やビタミン類、赤身肉にはタンパク質、海藻類には食物繊維やミネラルが多く含まれています。どれも、健康な身体づくりに欠かせない栄養素のため、不足させないことが大切です。ただし、果物は糖質が多く含まれているため、食べすぎに注意しましょう。


・なるべく避けたい食品
ダイエット中は、糖質や脂質を多く含む食品を避けましょう。ただし、糖質や脂質を減らしすぎると、身体のエネルギー消費が抑えられて痩せにくくなるため、適度に摂ることが大切です。


◇食事の見直しはダイエットの基本!正しい食べ方と食べてもOKな食品を覚えておこう
正しい食事方法を心がけることで、効率のよいダイエットにつながります。逆に間違った食事方法は、一時的に痩せることが出来たとしてもリバウンドにつながるため注意が必要です。GI値が低い食品を食べたり、食べる順番を工夫したりして、無理のないダイエットしましょう!