やせる食事を続けるコツは? 高タンパク低カロリー食の秘訣

2020-05-12 18:54:00

  【鶏もも肉も、皮をとればヘルシーに】

鶏むね肉やささみに代表される高タンパク低カロリーの食べ物は、味が淡白なので、すぐに飽きてしまいそうで心配です。


塩レモンや柚子胡椒など、味を変えれば飽きることなく続けられると思いますが、鶏肉の場合、もも肉も皮をとれば脂肪はぐんと減らせますし、むね肉と比べてタンパク質量もそれほど見劣りしません。


鶏肉に限らず、牛肉や豚肉、魚にするなど、食材自体を変えていけば、バリエーションは広がります。


【ラム肉は脂肪燃焼、サーモンには抗酸化作用も】

豚肉 → ビタミンB群(疲労回復)

牛肉 → トリプトファン(幸せホルモン“セロトニン”の材料)

鶏むね肉 → イミダゾールペプチド(疲れにくい身体に)

ラム肉 → カルニチン(脂肪燃焼)

サーモン → アスタキサンチン(抗酸化作用、アンチエイジング)

マグロ → タウリン(肝機能向上)

サバ → DHA・EPA(動脈硬化予防)

豆腐 → イソフラボン(女性ホルモンを活性化)

卵 → コリン(記憶力向上)


高タンパクの食材を組み合わせることで、素材がもつ栄養素をバランスよく摂れるという利点もあるのだとか。


「筋肉食堂」でも、鶏むね肉とサーモン、牛赤身肉のハンバーグと鶏もも肉などのミックスグリルが人気です。家では、卵や豆腐、ツナ缶などを活用すれば、お財布にもやさしいですね。


【糖質と脂質。バランスよく食べると、代謝も上がる】

「筋肉食堂」には、モンサンミッシェル名物のオムレツのような、ふわふわの「鶏ささみと卵白のホワイトオムレツ」や「卵白の山盛り(卵白だけのゆで玉子)」など、卵白だけを使ったメニューが用意されています。高タンパク低カロリーという観点からすると、卵黄は食べないほうがいいのかとおもわれがち。


店では選択肢を広げるために卵白だけを使ったメニューも用意していますが、卵黄にもビタミンやミネラルなどが含まれているので、食べても問題ありません。



【筋トレの前後には、タンパク質と糖質がマスト】

毎朝7時からトレーニングしている谷川さんは、プロテインと和菓子(ようかん)を食べてからジムに向かっているそうです。効率的な筋肉づくりのため、とくにトレーニングの前後には、タンパク質と糖質を摂っておくことが大事なのだとか。


トレーニング後の食事は、高タンパク低カロリー食にすることもお忘れなく。「筋肉食堂」でも定番の「鶏むね肉の蒸しステーキ」は、シンプルなレシピなので、料理初心者にも挑戦しやすい一品です。


【まとめ】

ラーメンやジャンクフードを無性に食べたくなるときってありますが、それらを食べたことによる幸せは一瞬で終わってしまいます。でも、身体にいいものを食べると、肌の調子はよくなるし、ボディラインは引き締まる。それに体調がよくなると心まで前向きになったりと、その幸福感はずっと続きます。


なりたい自分になるためには何を食べればいいか。考えるクセが習慣となった頃、あなたの身体はきっと変わってきています。