太らないのはどっち!? 管理栄養士に基づいた外食の正解メニューをご紹介!

2020-08-12 07:34:00

【やせやすいメニュー選び】

ダイエット中に外食をする際、どんなメニューを選びますか? ダイエットの成功を左右するとも言えるメニュー選び。「やせやすいメニュー選び」という視点で徹底比較してみました。


【てりやきバーガー or ハンバーガー】

ランチタイムやがっつり食べたいときに選ぶ、ハンバーガー。てりやきバーガーとハンバーガーなら、どっちがダイエット向きメニュー?

てりやきバーガー:ハンバーガーのカロリーを比較すると、478kcal:256kcal。
脂質は30.2g:9.4g、タンパク質は15.5g:12.8g、炭水化物は36.4g:30.3g。


カロリー、脂質の差が大きいことから、ダイエット中はハンバーガーがおすすめです。ハンバーガーだけでは物足りないと感じたら、おすすめは「エッグチーズバーガー」だそう。

カロリー387kcal、脂質18.9gとハンバーガーよりは多めですが、タンパク質は22.3gと1食に摂りたい量です。またカルシウムも多くとることができ、栄養バランスが優れています。


【味噌ラーメン or 醤油ラーメン。選ぶならどっち?】

味噌ラーメン:醤油ラーメンのカロリーを比較すると862kcal:701kcal。脂質は31.3g:21.9g、タンパク質は34.5g:27.1g、炭水化物は100.8g:89.7g。

カロリーも三大栄養素も、すべて味噌ラーメンの方が明らかに高い数値です。

カロリーの比較だけ見ると、味噌ラーメンを選んだ方がよさそうですが、ラーメンはどの味を選ぶかよりも食べ方が重要だそう。

ダイエット中にラーメンのスープを全部飲み干せばカロリーや脂質だけでなく塩分も多く摂ることになります。

ラーメンはスープを全部飲まなければ、醤油ラーメン対味噌ラーメン勝負は引き分けです。ダイエット中のラーメンは、醤油でも塩でも味噌でもスープは味わうくらいにすることが大切です。


【鉄火丼 or 若鶏のみぞれ煮膳。選ぶならどっち?】

最後は、和食の丼モノを比較します。鉄火丼と若鶏のみぞれ煮膳では、どっちを選んだらいいのでしょうか?

鉄火丼:若鶏のみぞれ煮膳のカロリーは569kca:1097kcal、脂質は4.9g:5.9g と表記されています。

DHA、EPAなどn-3系の脂肪酸を多く含む魚の脂には血栓の予防、中性脂肪を減らすなど生活習慣病予防の働きがあります。魚は健康のためにも積極的に摂りたい食材です。

ダイエット中だけでなく、日頃からコンビニ食や加工食品をよく食べる人にも魚がおすすめだそう。

普段の食事にコンビニ食や加工食品を多く食べる方はn-6系の脂肪酸を摂りすぎてしまう傾向にあります。n-3系とn-6系の脂肪酸の摂取バランスを保つためにも外食に魚系があれば魚メニューを選ぶことをおすすめします。


【まとめ】

メニュー選びのポイントは以下の2つです。

1.主食だけのメニューにしない

2.野菜やおかずから食べて主食は最後に食べる


主食だけでは、血糖値が急上昇してしまい、太りやすくなってしまうそう。サイドメニューやトッピングを上手に活用して、ダイエット中も上手に外食を楽しみましょう。