【絶対NG】食べないダイエットは“リバウンド体質”の原因

2020-11-21 12:00:00

ダイエット成功させるには何かしらの食事制限がつきもの。しかし、過度な食事制限には危険が伴います。
極端に食事量を減らすことは一時的な体重減少にはつながりますが、リバウンドや基礎代謝の低下、筋肉量の低下など、結果的にカラダの不調を招くことも。食べないダイエットが招く危険性について考えてみましょう。

1.リバウンド短期間でダイエットを成功させたい時にやりがちな極端な食事制限。
一時的には体重が減りますが、元の食事に戻すことで体重も戻り、結果としてリバウンドを起こしやすくなります。食事量を極端に減らすと摂取エネルギーが少なくなり、脳は「飢餓状態」と勘違いします。すると、体は少ない栄養でも活動できるようにエネルギーを体内に積極的にため込もうとする体質になり、食事量を元に戻した時に体重が増えやすくなってしまいます。

2.筋肉量の低下筋肉は日々分解と合成を繰り返し、筋肉量の維持・増加を行っています。ですが、食事からのタンパク質が減ってしまうと、筋肉の素となるアミノ酸が不足し、筋肉量が低下します。筋肉が減ると基礎代謝が低くなる為、結果的に痩せにくい体になってしまいます。

3.生理不順・不妊
極端な食事制限によりカラダや脳に負担がかかると、女性ホルモン(エストロゲン)の分泌が減少してしまいます。その結果、生理不順や排卵障害による不妊などの原因になるといわれています。また、中年期以降の心身のトラブルに繋がる可能性が高まります。

●まとめ
過度な食事制限によりダイエットに成功しても、リバウンドや不健康になってしまっては本末転倒です。必要なエネルギーや栄養素を摂りながら、リバウンドのない健康的なダイエットをすることが大切です。そのために、野菜をしっかり摂れる栄養バランスの良い食事を意識していきましょう。